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◆月3万円生活を実験するはずだったのに

〜人生は全く思い通りにいかない〜
2019年は想定外の連続でした。
1年前の今日、私は習いたてのシナリオにのめり込んでいました。
2019年は、シナリオに没頭しよう!と。
引きこもってクリエイティブな活動に没頭したい!

そして今年の年末、再び思っています。
「私は創作活動に没頭したい!引きこもりたい!」

1年前の願いは全く叶わなかったので笑。
1年前、シンクロちゃんの出版は決まっていましたが、ライターさんに任せていて、私は最後の調整のみ関わるつもりでした。

正直、その時の私は、色々あり、本を書くことに全く夢を持てず、全く興味もなく、出版社から言われたから出す、しか思っていませんでした。

なので、2019年はシナリオの勉強に没頭しよう、と決めていました。

同時に、2019年は「月3万円」で生活する実験をしようと思っていました。
とはいえ、旦那さんが家賃諸々全部出してくれているので、食費や自分の小遣いだけなので、エセです💦

私は、お金がない方が、自分を追い込んでクリエイティブなことに没頭できるタイプなのです。
なので、疑似的に自分を追い込もうと決めました。

メルカリでモノを売って、月3万円以内に支出を抑えた生活をする。
仕事の収入は投資や人のために使い、あくまでも個人的な支出は月3万円以内にする。
そして、シナリオに没頭して引きこもる。

あ〜、なんて楽しい生活だろう♪♪
とワクワクしていました。

で、実際、今年の3月中旬まで、そういう生活をしていました。

しかし、運命の歯車は少しずつ狂い始めていたのです。

◆今年の1月から、きずな出版の櫻井秀勲先生の文章塾に通い始めました(前年度年末に入金してたので、月3万円には入らず)。

毎日、文章の課題を提出するのですが、
厳しい櫻井先生が、なぜか毎回褒めてくださるのです。
太宰治、三島由紀夫などの超一流の文豪達と交流があった伝説の編集長・櫻井先生に毎日褒められたら、ブタもおだてりゃ…の世界です笑。

「君は小説を書く才能がある。書いてごらん。長生きする楽しみができた」

と、口説かれました。
さすが、口説き大王……。

私がシナリオ教室の宿題である1時間ドラマのシナリオが締め切り3日前に、1行も書けていない時も、こうおだててくれました。

「君は、3日あれば書ける。それくらいがちょうどいい」

口説き大王のおだてに乗って、私は実際に3日で1時間ドラマのシナリオをゼロから完成させて提出しました(ベレー帽にカーラー事件は、この時に起こりました笑)。

で、おだてられて文章を書く面白さにのめり込み始めた3月。

ここで私の運命は思わぬ方向に転がり始めます。
ライターさんからの原稿が上がってきたのです。

櫻井塾とシナリオ教室で、日々、言葉を磨いていた時期だったからこそだと思いますが、「アレ?」と感じました。

タイトルの『シンクロちゃん』と中身があってない……。
シナリオの観点から見て、シンクロちゃんのキャラが立っていない。
なのに、タイトルになっている。

これ、絶対に売れない💦💦
重版1度もかからない💦💦
確信した私は、編集者さんにメッセージしました。
「これは売れないので、私が全部書き直します!」

5月出版は絶対にずらせない最終局面の3月に、ちゃぶ台をひっくり返した私。
編集者さんは絶句して、しばらく返事が来ませんでした。

ちゃぶ台をひっくり返したものの、ノーアイディアの私(←オイッ)。

途方に暮れたとき、たまたま、ベストセラー作家のひすいこたろうさん、師範代のマコトさんと旅行の予定が入っていました。

この旅行で、奇跡のアイディアが閃きます。

こう書くと、ひすいさんからアドバイスをもらった、と思うでしょう。
逆です。笑。
マコトさんからヒントをもらいました。
マコトさんに話を振ったのは、ひすいさんです。

ところが、マコトさんからアドバイスは一つももらえず、むしろ愚痴を聞いているうちに(爆)、ひすいさんとマコトさんの関係を客観視できたのです。

その瞬間、稲妻が落ちました!
「そーかーーーーっ!
私とあの女性の関係も同じだーーっ!」

あの女性をモデルにすれば、シンクロちゃんは書ける!

「おわりに」の文章が勝手に降りてきました。
ここに辻褄を合わせれば書ける!

私はひすいさんにお礼を言いました。
「ありがとうございます。ラストが閃きました。おかげで書けます」

◆こうして1週間で書きあげたのが『シンクロちゃん』です。

漫画を描いてくださった、しまださんは徹夜の連続だったそうです。

あとは、養成講座の方や受講生さん、旦那さんを巻き込んで、「シンクロちゃんの決め台詞は何がよいか」「表紙はどれがよいか」など切羽詰まった中で仕上げました。

販促で飴を作ろう!と旦那さんが言い、
出費もかさみ…。

私の月3万円以内の実験は、アッサリ崩れました笑。

色々申し込んだり経費で、5月の支出は1000万近く。
えっw

からの、全国行脚、書店めぐりの日々で、引きこもりとは真逆の生活になってしまいました。

爆。

人生、色々描いても全く意味がない。
流れに任せるのが一番。

私はそう悟りました。

そして年末の今日。
2020年こそ、シナリオをもっと深め、
引きこもってクリエイティブな作業に没頭したい、と妄想しています。

さて、どうなるのでしょうか(笑)。

◆シンクロちゃんを愛読してくださった皆様、講演会に呼んでくださった皆様、広めてくださった皆様、養成講座の皆様、シンクロちゃん、山口グミの皆様
ありがとうございます!
皆様のおかげです。

来年は、もっと計画的に本を書く予定ですので(笑)、
宜しくお願いします。

そうです。
1年前の私と180度違う点は
「本の持つ可能性、奥深さを知ってしまったこと」
です。

これは、櫻井先生、タカトモさんの塾のおかげです。

そして、シンクロちゃんを通じて繋がってくださった方々のおかげです。

本の可能性、物語の可能性に想いを馳せる2019年の大晦日です。

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