COLUMN

  1. HOME
  2. コラム
  3. ◆時宜を得ることに妥協しないと決めたワケ

◆時宜を得ることに妥協しないと決めたワケ

◆時宜を得ることに妥協しないと決めたワケ
~私たちはどう生きるのか~
このところ、日本はコロナで揺れています。
オリンピック開催の決断を含め、一連のこの流れを見ていると、日本人は
「自分の頭で思考して判断・選択する」ことが「真に」問われていると感じます。

諸外国のように法的に強い強制力を持たない「要請」だからこそ、自分で判断する必要があるのですが、人からどう思われるのか気にする国民性もあり、同調圧力のようなプレッシャーを感じている方もいることでしょう。

外で起きていることは、内でも起きている。
しばしば、そう考えられることが人生には起きます。

オリンピックをやるのか?延期なのか?中止なのか?
日本が連日揺れている時期、私もある種、同じような判断を迫られていました。

オリンピックは今年は開催しない、という流れがほぼ決まった頃、シンクロしたように、私もあることを決めました。
(4月1日のエイプリルフールと思われないように、いま急いで書いています!)

……。

いま、決まっていた出版のお話を辞退させていただきました。
本当に素敵な編集者さんで、今後が楽しみだったのですが、諸事情で、正式なお話しになる前に……と。

◆昨年8月の出版塾のプレゼンで、たくさんの出版社に1位指名やらオファーをいただいたのに「一体なぜ?」
と思われる方もいると思います。

プレゼンを見ていた同期の方から
「佐藤さんなら、出版社、よりどりみどりだよね」
と言われたこともありました。

なので、外側から見ると、理解しがたいかもしれません。

ひと言でいうと「時宜を得ることに妥協しては超一流にはなれない」と判断したからです。
「たくさんの出版社からオファーされたから出版を決めた」という流れに安易に乗るのか?
と問うたとき、答えはノーでした。

一瞬、私は安易さに乗ったからこそ、気づいたことです。
安易さは、始まりのエネルギーとして、結果に影響を及ぼします。
物事はすべて相似形だから。

始まりのエネルギーを誤魔化してはならない。

この激動の世界の流れの真っただ中で、残されるのは自分のコアだけだと思います。
自分の真実しか残らないこれからの時代に、私は何を残すのか?

私はこう思いました。
「人間の普遍の真理」をストーリーできちんと描きたい。
ストーリーの中に隠されたメッセージには「古来からの日本人の持つ言葉の力のDNA」を残す。

世界が新しい次元に移行しようとする濁流の中で、
私はコンテンツ作りに1ミリも妥協しない、と決めたのです。

時宜を得ることに1ミリも妥協しない。
自分の動機を濁らせるようなあらゆる要素に同調しない。
そう決めたのです。

これを貫いて、将来出版ができないのだとしたら、
単に、私の実力がそれまでだ、ということです。

私が目指している本のイメージは『君たちはどう生きるか』です。
柿内芳文さん編集のあの本を手にしたとき、今まで感じたことのない衝撃を受けました。
「本にここまでのことができるのか」と。

こんな風に、いつの時代も変わらぬ人間のテーマを、漫画を取り入れて表現できたら……。
そして、いま変化の激流の中、前に進んでいく人たちの集合無意識を私自身が体感して、未来を信じられるような物語にしたい。
はっきりそう感じたのです。

『シンクロちゃん』を昨年出版して、たくさんの子どもの選択が変わりました、というご報告をいただきました。
シナリオを習いたてで1週間で書いた内容でしたが、物語の可能性を感じた瞬間でした。

子どもから大人まで、簡単に読み進められるのに、読み終わったときに深い何かを残す。
余韻が未来にも過去にも、あらゆる人間関係にも及ぶような、人生の見方の次元が変わるような、そんな本が完成した未来を予祝します☆彡

関連コラム

カテゴリー