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【チームゆるり活動報告】

先日チームゆるりが開催しました【先生限定お話会】で、
最後に登場されたKさんは、児童養護施設の住込み職員として働いています。

お話会では、Kさんの施設の小5の女の子Mちゃんが、
脅威のスピードで宿題を終えることができた話をシェアしてくださいました。

たくさんの宿題が終わりそうになく、
ご飯を食べてしまうと眠くなるので、昼食抜きでやろうとしていたMちゃん。

そんなMちゃんにKさんは、
「Mちゃん、ご飯は食べた方がいいよ。そんなに勉強したら、バカになっちゃうよ」
と声をかけます。

「え〜⁈勉強しないとバカになっちゃうよ」

無事にお昼ごはんを食べ終えたMちゃんに、Kさんは、
「Mちゃんの担任の先生、どんな先生?」とたずねます。

来年で定年退職する女の先生だと聞き「ババーだね」とKさん。

それを聞いたMちゃんは
「B、A、BAA♪ B、A、BAA♪ババ〜ババ〜」
とラップ調で歌いながら、瞬く間にドリル1冊をやり終えてしまった、
というお話でした。

楽しくなって、安心して、力が抜けると、
子どもは思わぬ才能を発揮するんだなぁと思いました。

今回、すてきなお話を届けてくださったKさん、Mちゃんに感謝を込めて、
チームゆるりから、Kさんが働く児童養護施設に
『シンクロちゃん』13冊を寄贈させていただきました。

そして今後も、チームゆるりの活動から出た収益は、
全国の児童養護施設に『シンクロちゃん』の本を送る費用にすることに決まりました。

Kさんの施設では、届いた13冊の『シンクロちゃん』の本を使って、早速読書会を開催しています。

そこでもまた、子どもたちの反応に驚くばかりです。

小4、小3、小2、54歳が一緒にやった読書会のご報告は、また次回にこちらに投稿します。

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