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【『シンクロちゃん』読書会〜子どもがすっかり夢中になってしまった】

Kさんが働く児童養護施設で、
チームゆるりから届いた『シンクロちゃん』を使って、
早速読書会を開催しました。

初めての読書会の参加者は、
小4の女の子、小3と小2の男の子、そしてKさんの4人でやりました。

読書会では、参加者全員に付箋を配って、まず最初に
「今、知りたいことや、困っていること」
を一つ書いてもらいます。

この読書会では、
*夜のトイレが怖い
*お風呂が怖い
*部屋が寒い
*考えることを、やめたい
という、知りたいことが出てきました。

ちなみに、「私の中から、考えることを、やめたい」という、
哲学的とも思える問いを出してきたのは、4年生の女の子Rちゃんです。

小3、小2は、まだ小さいし、まして男の子なので、いくら漫画が入っているとはいえ、
「読書会、できるのかしら?」と思いましたが、
それは大人の私の、浅はかな考えだったなと、すぐにわかりました。

男の子は、問いの答えとして、
付箋にシンクロちゃんのイラストを描いてくれました。
問いに合わせた、違う場面、違う表情のシンクロちゃんを描いて、
ちゃーんと伝えたいところが、伝わります。

子どもって、天才‼︎

そして「君は小さいから、まだ無理なんじゃない?」と言わず、
読書会ができるKさんは、
「やっぱり、型破りなすごい人だ‼︎」
と思いました。

読書会が終わり、子どもたちは、何を見ても
「お風呂が怖いって言えてえらい!」
「カラオケ、恥ずかしくて歌えなくてもえらい!」
「えらい!」「えらい!」
と、自分にも周りの人にも、マルを出し続けて、うれしそうに飛び跳ねていました。

驚くことに、小4Rちゃんは、その日から毎日、読書会をやっています。

Kさんと2人でやったり、子ども同士でやったりして、
もうすっかり読書会のファシリテーションをマスターしてしまいました。

子どもの可能性って、本当にすごいです。
Kさんから毎日のように届くご報告に、
「子どもって奇跡のかたまりだな‼︎」
って毎回感動してしまいます。

そんな子どもたちが夢中になってしまう『シンクロちゃん』読書会、
「体験してみたい!」という方は、
ぜひ今後のチームゆるりからのお知らせを、チェックしておいてください。

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